東芝メモリ(株)
キャリア採用

転職者座談会

キャリア入社のエンジニアが
こんなに活躍しているなんて!
転職してわかった東芝メモリ半導体開発の醍醐味

当社ではさまざまな技術分野のエンジニアを積極的にキャリア採用している。
入社の決め手は? 実際入ってどうだった? 職場の雰囲気は? 技術の何が魅力?
キャリア入社のエンジニアたちが、思うところを語り合った。

T.K. 2015年入社

学生時代は半導体を研究していたが、前職では印刷会社でディスプレイ業界向け製品の開発を手がける。東芝の採用募集を聞き、突然、半導体への思いが募り、転職を決意。

T.A. 2015年入社

前職では半導体生産技術を担当。一度は先端プロセス開発に取り組みたいと、東芝に転職。現在は3次元フラッシュメモリの成膜技術に取り組む。

T.Y. 2014年入社

外資系半導体企業でDRAMなどの開発を担当。製品の欠陥検査が専門で、現在は「BiCS FLASH™」メモリの構造に適した検査手法の開発を急ぐ。いずれはマネージャーへの昇格を望んでいる。

N.S. 2014年入社

以前は国内半導体大手の一つでディスクリート半導体のリソグラフィ開発に従事。リソグラフィの専門家として、今度は3次元フラッシュメモリ開発に挑む。

国内半導体産業の“最後の砦”を支える人々が
ここに集結していた!

──当社に転職を決められた動機は何ですか。四日市工場での最初の印象はどのようなものでしたか。

T.K.あるとき当社の人材採用募集の記事を読み、瞬間的に、大学時代専門にしていた半導体への思いが蘇りました。それまでやっていたディスプレイはミクロンスケールの世界、半導体はナノの世界とケタが違う。最初は戸惑いもあったのですが、一つひとつのプロセスをインテグレーションし、製造工程を確立していくという面では共通しています。

T.A.私の技術的バックグラウンドは同じ半導体ではあったものの、生産技術。しかし一度は最先端のプロセス技術開発をやりたかった、というのが転職のきっかけです。四日市工場での最初の驚きはそのスピード感。何かトラブルが発生すると、エンジニアがすぐに集まって原因を追究し、即座に解決していきます。多様な専門性を持った人が知見をぶつけ合い、闊達に議論する雰囲気はすぐに気に入りました。

N.S.前職は国内大手半導体メーカーで、ディスクリート半導体のリソグラフィ開発が担当でした。前職とはプロセスルールが違うものの、リソグラフィの原理そのものは共通なので、その知見を活かすことはできています。転職の決め手は、私の地元で選考会を開いてくれたからですね。それがなかったら、決断はもっと遅かったかもしれません。

T.Y.外資系半導体企業で、DRAMやロジック半導体開発に従事していました。大学時代から半導体が専門です。より先端の技術を追い求めるのは技術者なら当然のこと。先輩たちが何人も先に入社していたので、生の声を聴き、その上で応募を決断しました。最初からピンときました。ここには国内半導体産業の“最後の砦”を支える──そうした気概を持つ人たちがたくさんいると。
入社早々、「安全・健康よりも優先される仕事はない!」とトップが明言するのを聞き、社員を大事にしてくれる会社に入ったんだな、と嬉しかったですね。

3次元フラッシュメモリや次世代メモリのための技術開発。
難しさはあるが、
周りのエンジニアが支えてくれる。

──現在は主にどんな技術開発に取り組んでいますか。

T.K.新しい構造の次世代メモリの開発を担当しています。2年後ぐらいの実用化を目指していますが、何百というプロセスをやってみて、やっと形になりはじめたかなという段階。いつも失敗の連続ですが、周りの先輩たちに支えられ、なんとかやれています。

T.A.メモリセルの中で電極からの電荷の漏れを防ぐ役割を果たすブロック膜を開発しています。前職でも成膜装置を担当していたことがありますが、3次元フラッシュメモリになるとまずメモリの構造が違うし、膜厚の管理精度もケタ違いに厳しくなります。

N.S.現在携わっているのは3次元フラッシュメモリのリソグラフィですが、2次元に比べ膜が分厚くなるのでフォーカスをとるのが難しい。この精度を高めることが今の課題です。

T.Y.製品の欠陥検査が私の専門。目下の課題は、3次元フラッシュメモリの構造に適した検査手法の開発。近赤外線などで中まで見通すような装置を、メーカーと共同で開発しています。

──転職して、キャリア入社者の活躍を実感することはありますか。

T.K.部門の社員のうち、半分ぐらいはキャリア入社者。だから自分が入ったときも馴染みやすかった。

T.Y.生産技術だとキャリア入社者は2~3割ですが、みんな臆することなく話しているし、社歴の長い社員の方も私たちにいろいろ質問してきます。昔からいた人が偉い、みたいな雰囲気はまったくないですね。

T.A.私も同感です。今の部署は半数が転職者ですし、上司もキャリア入社。新卒入社か転職者かなんていう区別はここにはない。

N.S.入ってきたばかりのエンジニアの意見も、数十年その職場で働いてきた人の意見も、同じぐらい尊重されます。週1回はチーム会議があり、メンバー間の情報共有は密。会議で困りごとを話すと先輩からすぐに助言がもらえるし、転職者が自然に業務に馴染めるような配慮がされていると思います。

キャリア入社にもマネージャーへの道。
幅広いキャリアパスが用意されている。

──四日市という街での暮らしはみなさん初めてですが、これはイイというものは?

T.K.名物の「四日市とんてき」(豚肉ステーキ)は美味しいですよ。絶対お薦め。

N.S.えっ、そんなに美味いの? 今度食べてみよう。
四日市にこだわらずとも、車でちょっと遠出すれば、松阪牛や伊勢エビなど美味しいものはたくさんありますね。

T.Y.生まれも育ちも兵庫県だったので最初は抵抗が大きかったんですが、移ってみて違和感はないですね。交通の便もいいので、月に数回実家に帰っています。

T.A.私もまだ四日市を開拓できていない(笑)。家族を滋賀県に置いたままなので、休みになると車ですぐ帰っちゃうから。

──最後にこれからの抱負を、一言ずつ。

N.S.自分のリソグラフィの技術力を高め、次世代技術に関わり、大きなプロジェクトを引っ張っていきたい。

T.Y.いずれはマネジメント業務に関わりたい。キャリア入社でマネージャーになったという先例がたくさんありますしそのためのキャリアパスも開かれていますから。

T.K.まずは今開発している技術を量産工程までもっていくこと。それができて初めて当社のエンジニアになったと、胸を張って自慢できると思っています。メモリ技術はこれからまだまだ新しいものが生まれる余地があるから、ワクワクしています。

T.A.メモリの世界では海外勢が手強いとは聞いていましたが、あらためてその強さを実感しています。しかし負けるわけにはいかない。世界のライバルを引き離すだけの技術を自分の手で生み出したいですね。

※インタビュー内容は取材時のものです。
(2016年取材)